~「蓮写経」納経証(ご朱印)のご案内~

◎6月1日(金)〜梅雨明けまで 受付時間/午前9時〜午後3時

(蓮の葉の様子を見て、少し延びる場合もございます。終了時にはホームページ等でご案内致します。)

蓮写経では梅雨の時期、蓮の葉に残る雨のしずく(恵み)をいただいて墨を磨り、写経していただきます。ですので、雨が降らないとできません。私たちは普段、雨を待つことがあるでしょうか?おそらく、お日様が昇り、晴れる日を祈る方が多いのではないしょうか?しかし、それは私たちの勝手な想いであって、雨も大切な恵みです。そういったことを特にこの梅雨の時期に改めて自分自身に問いただしていただきたい為に「蓮写経」が始まりました。この時期は気候の変化も大きく、私たち自身のこころも落ち着かないことがあるでしょう。雨の響きに耳を傾けながら、硯で墨を磨り、ゆっくりとしたひとときを過ごしてはいかがでしょうか?

皆さまのお参りこころよりお待ちしております。合掌

・住職直書きの見開きご朱印/納経料2,500円

蓮写経していただきますと以下のご朱印を納経証として授与致します。

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・住職不在時の片面の書置きご朱印/納経料2,000円

大変申し訳ありませんが、お参り等で外出する場合がございます。その場合は以下のご朱印となります。ご了承ください。

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さて、6月1日より始まっております「蓮写経」。昨日梅雨入りの発表もあり、いよいよ雨の時期も多くなることでしょう。蓮の蕾も伸び始め、これからの開花が楽しみです。これまでに3日間ほど「蓮写経」が行われ、すでに何人もの方が来られています。写経は1回に終わらず、何回も続けてすることが大切であり、それは日々が修行であり、一生が修行であるということです。この時期に限った話ではありませんが、梅雨の時期に恵みのご縁をいただけることも何回もありません。これまでに来られた方も、またこれから予定されている方も機会がございましたら、ぜひ何度でも足をお運びください。

・「蓮写経」2回目 住職直書きの見開きご朱印/納経料2,500円

こちらは、「蓮写経」2回目の方に授与する住職直書きの見開きご朱印となっております。

このご朱印には、雨の恵みが銀墨で見開きいっぱいに散りばめられています。よく見ると蓮の葉にも雨のしずくがございます。右上の「蓮写経」、中央の「身代不動尊」の文字にも雨色(ブルー色)が使われております。

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・「蓮写経」3回目 住職直書きの見開きご朱印/納経料2,500円

こちらは、「蓮写経」3回目の方に授与する住職直書きの見開きご朱印となっております。

このご朱印には、蓮の絵に「梁塵秘抄巻第2・提婆品(だいばぼん)」10首の内の1首が書かれております。

常の心の蓮(はちす)には 三身仏性(さんしんぶっしょう)おはします 

    垢(あか)つき穢(きたな)き身なれども  仏に成るとぞ説いたまふ

〈人の本来もっている清浄心(しょうじょうしん)、たとえば蓮の花にも似たそれには、三身仏性が宿っておられる。罪障深く、いわば垢にまみれた汚いこの身ではあるけれども、教えを受けて励めば成仏する。このように仏はお説きになっている。〉

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※2回目、3回目の方に授与するご朱印はすべて住職直書きの見開きご朱印となります。不在時の片面の書置きご朱印はございませんので、来られる際にはお電話いただき、住職の確認を宜しくお願い致します。

良きご縁がありますように・・