◎令和3年5月28日(金)午前10時/午後2時(法要後、法話あり)
~ 不動縁日に こころを清め 願いを託す ~
※護摩供法要後の念珠加持は中止しております。皆さまへのお加持は内陣より外陣へ向けて行います。その場で合掌低頭にてお受けください。尚、お参りの際には必ずマスクをご着用ください。
今月28日は「正五九(しょうごく)の特別な不動縁日」でございます。
「正五九(しょうごく)」とは、旧暦の正月と5月と9月との称。忌むべき月として結婚などを禁じ、災厄をはらうために神仏に参詣したと記されています。
正月は物事が生じ始めるときであり、5月は最も盛んに興っているとき、9月はそれらの命が実を結ぶときであります。それぞれ地方によっては、この月には特に盛大にまつりごとや、祈願が行われているところもあります。
現在、緊急事態宣言発令中です。できる限りの感染症予防対策は行っておりますが、どうぞご無理のないようにお参りください。
〇内陣、護摩供の様子
ご祈祷をお申し込みの方は、内陣へご案内致しますので、ご一緒にお勤めください。
・普通祈祷3,500円~(詳しくは寺務所までお尋ねください)
※内陣より護摩壇の様子。外陣とは異なり、全く違う雰囲気の中でのお勤めとなります。
〇お不動さまのご縁日にはどのようにお参りをすればよいか?
普段のお参りと特に変わりありません。お線香、おロウソク、お賽銭をお供えし、先ずこころを落ち着けます。
仏さまの御前にて、今このように有難く手を合わせられることに感謝しましょう。それは自分自身を見つめ直すひとときでもあります。
「あなたはここまでどのような道のりで、どのような方法で来られましたか?」
多種多様な方法で多くの人に支えられ、ここへ来られたはずです。
それは一人の力ではなく、常に私たちは生かされ、ご縁が紡がれているということです。当たり前なことは何一つなく、すべて有り難きことです。
お不動さまにご自身のお願い事をされる時は護摩木(1本200円)に願いを託しご奉納ください。
護摩木にはご自身、ご家族、ご友人のこと、何本ご奉納くださっても構いません。なにもなければ、今日という日に感謝し、「御礼」と書き護摩木をご奉納ください。
〇お不動さまのご縁日ご朱印 500円/護摩木1本付き(毎月28日のみ授与)
※枚数に限りがございますので、なくなり次第受付終了とさせていただきます。何卒ご理解いただきますように宜しくお願い致します。尚、お1人1枚とし、ご自身の分のみお受けください。小学生以下の授与は致しません。
※普段のご朱印も随時受付しておりますので、寺務所にてお申し出ください。
毎月のお参り、教えをこころ掛け、その証しとなるご朱印をお受けください。続けることにより手元に五色(紫・白・赤・黄・緑)の功徳が揃います。たとえ、その月にお参りができなかったとしても、お参りを続けることによって、ご縁は紡がれます。共々に精進致しましょう。
さて、今月のご縁日は黄色の奉書紙となります。
境内を見渡すと青々とした木々の葉を一面に見ることができます。その成長の姿はまさに物事が盛んに興っている時と言えるでしょう。澄んだ空気に光射す景色を黄色の奉書紙で表し、青葉のもみじと清らかな水の姿を描きました。
「悉有仏性(しつうぶっしょう)」とは、生きとし生けるものはすべて生まれながらにして仏となりうる種をもっているということです。つまり、それはあなた自身にもあるのです。
先ず、このことを疑うことなく信じ自覚することです。そうすることによって、こころの安らぎ、また明日への活力となることでしょう。
《 月替わりでの五色の和染紙(ご朱印)の早見表 》
1月/紫色、2月/白色、3月/赤色、(4月は「春の大祭」のため、五色のご朱印はおやすみ)、5月/黄色、6月/緑色、7月/紫色、8月/白色、9月/赤色、10月/黄色、11月/緑色。(12月は未定)
〇花たより ~大山蓮華(おおやまれんげ)~ (R3.5.16)
現在、開花中の大山蓮華です。境内中庭に咲いております。
蕾、開き始め、満開、枯れ始め・・。日々流れ行く時間と共に様々な姿を見ることができます。
お参りの際には、ぜひゆっくりとご鑑賞ください。
今月も皆さまのお参りをこころよりお待ちしております。合掌