~令和7年「蓮写経(はすしゃきょう)」のご案内~
〇受付期間/令和7年6月11日(水)~ 梅雨明けまで
(受付終了の日時につきましたは、改めてホームページにてご案内申し上げます)
梅雨の時季、雨の日にしか開催されない「蓮写経(はすしゃきょう)」。
「蓮写経」とは梅雨の時季に降る雨の恵み、また自然の有難さを、写経を通じて今一度見つめ直していただくものです。
雨の日に、蓮の葉に溜まる雨のしずく(恵み)をほんの少し頂き、そのしずくを硯に移しかえ、墨を磨り、写経を行います。いつもより時間を要しますが、雨のしずくを頂くひととき、墨を磨るひととき、写経を行うひととき、どれをとってもあなたにとって大切なひとときになることでしょう。
雨音に耳を傾けながら、こころ落ち着くひとときをお過ごしください。
尚、蓮の葉に雨のしずくが溜まっていなければ、その日は受付不可となります。また、行事と重なった場合も受付不可となりますのでご了承ください。
〇受付時間/9時・11時・13時・15時(2時間毎/各時間10名まで)
予約不可、先着順となります。
朝のお勤め後(8時頃より)、9時の受付を開始致します。それ以降は、各時間(11時・13時・15時)30分前より受付用紙に名前の記入が可能となります。
・納経料2,500円(参拝料+住職直書きの見開きご朱印付き)
※住職直書きの見開きご朱印付きとなっておりますが、住職不在時は書置き御朱印となります。
インスタグラム、フェイスブックに住職の予定を投稿致しますが、ご使用になられていない場合、ご確認はお電話にて直接お問合せください。
また、ご持参いただくご朱印帖は通常のご朱印帖のみとし、見開き専用のご朱印帖や特殊なご朱印帖は受付不可となりますのでご注意ください。
〇「蓮写経」にご参加されます方へ
・「蓮写経」についてのご質問はお受け致しますが、当日の受付(可・不可)のご確認はご遠慮下さい。
・蓮の葉に溜まるしずくを頂くときは、なるべく石畳の方からお願い致します。
・蓮の葉に溜まるしずくは雨の恵みです。しずくがなければ、無理な行動はご遠慮下さい。
・本堂、左側の寺務所前に受付用紙を用意しております。お名前を書いてお待ち下さい。
受付時間まで、時間に余裕がございます場合は10分前までにお戻りください。
〇「蓮写経」の経文
「蓮写経」では「観音経・偈文」を写経していただきます。2枚で「偈文」が完成しますが、皆さまには席にご用意させていただいたどちらかの経文を写経していただきます。
1回しか来られない方も他の方が残りの経文を完成させるという形です。
自分ひとりではなく、皆が共に仏道を成就できますように・・・。
※写経用紙が長いため、皆さまの写経用紙(下敷き)には「願い事、日付、住所、氏名」が書かれておりません。ご自身の字でお書きいただき、お納め下さい。
〇「蓮写経」納経証(のうきょうしょう)/住職直書きの見開きご朱印
※雨とのご縁次第で、期間中に3回まで行うことができます。
本年の住職直書きご朱印(1回目・2回目・3回目)は下記の通りとなっております。
・1回目 ➡ 三十三体観音より「合掌観音(合掌かんのん)」
・2回目 ➡ 三十三体観音より「能静観音(のうじょうかんのん)」
・3回目 ➡ 三十三体観音より「水月観音(すいげつかんのん)」
〇住職不在時の書置きご朱印
三十三体観音より「衆寶観音(しゅうほうかんのん)」
※住職在寺でも、ご希望であれば書置きご朱印を授与致します。
今年も梅雨の時期がやってまいりました。
「起こり得るはずがない」という偏った考えを改め、自然の恵みを、その大切さを見直していただく機会となりますことをお祈り申し上げます。