第35回「今様合」のご案内に際し、先ずご連絡申し上げます。
例年、10月第2日曜日に「今様合」を開催しておりますが、現在の新型コロナウィルス感染症について十分に考慮した上、今年度は規模縮小という形で、一般参拝の受付を不可と致します。しかし、行事そのものは関係者を減らしながらも開催する予定となっておりますので、ここにご案内のみさせていただきたく存じます。
来年はまた、皆さまと共に「今様合」が開催できることをお祈り申し上げます。合掌
◎10月11日(日)午後3時/阿弥陀堂・後白河法皇ご宝前にて
受付/不可 ※毎年10月第2日曜日開催
平安後期の1174(承安4)年9月1日から毎夜15日間。東山七条付近にあったといわれる、時の権力者後白河法皇の法住寺南殿で貴族たちを集めて、歴史を飾る一大イベント「今様歌合せ」が催された。この「今様」とは、当世風、今風といった当時平安時代に流行ったという意味である。
800余年の歳月を経て、1986年「今様合」は、法皇ゆかりの御所南殿跡といわれる現在の法住寺でよみがえる。平安の雅の世界を復活させた「日本今様歌舞楽会」が主体となって、毎秋(10月第2日曜日)、華麗な衣装を身につけ、再現されている。
◎「今様合」記念ご朱印について
例年「今様合」にあわせ、記念ご朱印を授与させていただいておりますが、今回は「秋の記念ご朱印」という形で授与させていただく予定となっております。日程等につきましては、後日ホームページにてご案内申し上げます。何卒宜しくお願い致します。合掌