~「蓮写経」のご案内~

◎6月1日(金)〜梅雨明けまで(もしくは蓮の葉の様子をみて、7月いっぱいまで)
 受付時間/午前9時〜午後3時  納経料2,500円(住職直書きの見開きご朱印付き)

※必ず受付にて「蓮の写経をお願いします」とお伝えください。お伝えいただかなければ、通常の写経のご案内となります。また、納経の証しとしてご朱印帖に「蓮」のご朱印を見開きにて直書きさせていただきます。必ず受付の際にご朱印帖をお預けください。但し、住職不在の場合は、納経料2,000円にて片面の書置きとなります。
最後に蓮の葉に雨のしずくがない場合、「蓮」写経はできませんのでご了承ください。合掌

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6月も間近、梅雨の時期です。
この時期は不安定な天候が続き、雨が続くとなんとなく気分が滅入ります。
日々の通勤、通学時の満員電車、満員バスでは手に雨水が残った傘を持ち、気を付けていないと服が濡れてしまいます。たとえ自分が気を付けていても、電車、バスの中は傘だらけであって、他人の傘に付いた雨水が服に付いて濡れてしまうこともあります。外であっても、足下の水溜りに気を付けなければいけません。
しかし、梅雨の時期、普段の雨でもそうですが、あまり良いイメージを持たないのは私たちの身勝手なこころであり、それは本質を見ず、目先のことしか見ていないということです。梅雨の時期にまとまって雨が降るということは自然にとってかかせない恵みであり、私たちにとってもかかせない恵みということです。目先のことしか見ない日々を続けていると、こころは疲れていく一方です。こころを心地よいリズムにするには、やはり日々の行い、そして、こころの糧というものが必要です。
今、境内では蓮がすくすくと元気に育っています。雨が降ると蓮の葉に宝石のような大変綺麗な雨のしずくが溜まります。そこで、この梅雨の時期、「蓮写経」として蓮に浮かぶ雨のしずく(恵み)を少しいただき、硯に移しかえ、ご自身でこころを整えながら墨で磨っていただきます。いつもより少し時間がかかりますが、雨のしずくをいただくひととき、墨を擦るひととき、そして、写経するひととき、どれも自分にとって大切なひとときになることでしょう。ぜひ、こころ落ち着くひとときをお過ごしください。
但し、「蓮写経」は雨のしずく(恵み)があってこそのお勤めとなります。日によっては雨のしずくがない時もございます。その時はまた、日を改めてお勤めください。

・「蓮」写経 納経の証し(見開きの直書きご朱印)

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・「蓮」写経 納経の証し(書置きの片面ご朱印)

※住職不在の場合はこちらを授与します。納経料は2,000円となります。

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皆さまのお参りこころよりお待ちしております。合掌