◎令和3年1月28日(木)午前10時/午後2時(法要後、法話あり)
~ 不動縁日に 心を清め 願いを託す ~
※護摩供法要後の念珠加持は中止しております。ご参拝の皆さまへのお加持は内陣より外陣へ向けて行います。
その場で合掌低頭にてお受けください。
※毎月28日はお不動さまのご縁日です。
※この絵、よく見ると火炎がお不動さまになっております。さて、なぜでしょう?
答え・・実はお勤め中、お不動さまに護摩壇まで下りて来ていただき、一体となって護摩をお勤めしております。また、護摩壇の真ん中にある炉はお不動さまの口をあらわし、そこへ供物を投じお供え致します。つまり、燃え上がる炎はお不動さまの智恵、まさにお姿そのものなのです。
お勤めが終わる頃にはお不動さまの口をあらわす炉を掃除させていただき、綺麗なお姿となって再びもとの場所へ帰っていただきます。以前、法話でもお話し致しましたが、覚えておられましたか?初めての方、お忘れになっていた方、ぜひ覚えてください。意味を知ることによって、お勤めするこころ持ちも変わってくることでしょう。
〇内陣、護摩供の様子
ご祈祷をお申し込みの方は、内陣へご案内致しますので、ご一緒にお勤めください。
・普通祈祷3,500円~(詳しくは寺務所までお尋ねください)
〇お不動さまのご縁日にはどうようにお参りをすればよいか?
普段のお参りと特に変わりありません。お線香、おロウソク、お賽銭をお供えし、こころを落ち着けましょう。そして、仏さまの前で有難く手を合わせられることに感謝しましょう。
たとえば、あなたはここまでどのような道のりで、どのような方法で来られましたか?いろんな方にいろんな形で支えられ、ここまで来られたはずです。つまり、一人の力ではなく、常に私たちは生かされているということです。当たり前なことは何一つありません。
また、お不動さまにご自身のお願い事を頼まれたい時は、護摩木(1本200円)に願いを託し、ご奉納ください。護摩木にはご自身、ご家族、ご友人のこと、何本ご奉納くださっても構いません。なにもなければ、今日という日に感謝し、「御礼」と書き護摩木をご奉納ください。
〇お不動さまのご縁日ご朱印(※毎月28日のみ授与。ご朱印・護摩木1本にて500円)
※枚数に限りがございますので、なくなり次第受付終了とさせていただきます。何卒ご理解いただきますように宜しくお願い致します。尚、普段のご朱印は随時受付しておりますので、寺務所にてお申し出ください。
昨年に引き続き、月替わりにて五色の和染紙を使用し、ご朱印を授与致します。
毎月のお参り、教えをこころ掛け、その証しとなるご朱印を受けることにより、手元に五色(紫・白・赤・黄・緑)の綺麗な功徳を頂くことができます。たとえ、その月にお参りができなかったとしても、お参りを続けることによって、ご縁は繋がります。何事も忍耐をもって続けることが大切です。共々に精進致しましょう。
さて、「初不動」となる今月のご縁日では、一色目となる高貴な紫色を使用し、今年の干支である「丑」を描きました。また、今年は「辛丑(かのとうし)」にあたり、その意味には、「辛(かのと)」は種ができ新たに生まれ変わる段階をあらわし、「丑」は芽がまだ伸びることができない状態をあらわすといいます。
今年に入り、新型コロナウイルス感染症がさらに拡大し、各地に緊急事態宣言が発令されております。なかなか収束することなく、厳しい日々を送らざるを得ない状況ではありますが、このような状況だからこそ気付くことがあるはずです。ただただ我慢するだけでなく、芽がまだ伸びぬ状態なのであれば、どのようにすれば伸びるのか、伸びるということはどういことなのか、今一度見つめ直す時期ではないでしょうか。
種ができ新たに生まれ変わる段階であればこそ、未来に繋がる行為、働きをしたいものです。
《 月替わりでの五色の和染紙(ご朱印)の早見表 》
1月/紫色、2月/白色、3月/赤色、(4月は「春の大祭」のため、五色のご朱印はおやすみ)、5月/黄色、6月/緑色、7月/紫色、8月/白色、9月/赤色、10月/黄色、11月/緑色。(12月は未定)
〇オリジナルフレーム切手「後白河法皇御所聖蹟 天台宗 法住寺」
鬼しょうぐう3枚付き/2,000円 100枚限定(※追加予定あり)
※京都市内郵便局にて、1月27日より販売。1シート1,330円。
※護持会・会員さまは、取り置き、郵送対応させていただきます。ご希望の方はお早めにご連絡いただきますように宜しくお願い致します。
〇法住寺 梅たより(R3.1.21)
楼門前の紅梅が開花しております。初不動にはもう少し咲いていることでしょう。。
令和3年、初めてのお不動さまのご縁日。お参りも以前よりお出まし難いこととは思いますが、どうそ道中お気を付けてお参り下さい。合掌