◎今季「蓮写経」受付終了のご案内
令和5年7月20日(木)をもって、今季「蓮写経」を終了致します。
本年は大変早い梅雨入りとなりましたが、その期間は長く、梅雨明けはほぼ例年通り・・・。
しかし、近年は梅雨らしい雨ではなく、ゲリラ豪雨や線状降水帯といった集中的な雨で、毎年各地に大きな被害が出ております。
なぜこんな酷い被害が・・・と自然に対して転嫁する思いを持ってしまいますが、その一番の原因を作ってしまったのは私たち人間なのかもしれません。
満たしても満たされることのない欲望に対して、これまで私たちはあまりにも自己中心的な生活をしてまいりました。その結果が今の自然の在り方なのでしょう。
普段のなにげない日常生活においても、私たち人間はどうしても自分のことが可愛いために、なにか不都合なことがあれば、自分ではなく転嫁してしまう悪い習慣が身についてしまっています。しかし、根本を辿れば、少なからずその原因は自分自身にあるはずです。
本年で7年目を迎えた「蓮写経」。
梅雨の時季に降る雨(恵み)の大切さ、そして、ご縁の有難さを改めて、見つめ直していただきたく始まりました。年数を重ねられることは大変有難いことですが、その分、始めた頃の気持ちがどうしても薄れてしまい、本来の意義を忘れがちです。
本日をもって、本年の「蓮写経」は受付終了となりますが、来年も皆さまによって善き「蓮写経」を迎えられるように、それまでの期間、ぜひその意義をしっかりと見つめ直していただければ幸いです。
本年もご参加下さいました皆さま、誠に有難うございました。
ご参加できなかった方、またご興味のある方、
ぜひ、来年の善きご縁を紡ぐことができますことをお祈り申し上げます。合掌