こころの糧を求め・・写経はいかがですか?

いよいよ、梅雨入りです・・

不安定な気候が続き、傘が必需品となります。最近の傘は大変優れていて、強い風が吹いても折れなかったり、雨水が残らないように工夫されたりしているようです。しかし、場面によってはその機能も役に立たないことがあるでしょう。

たとえば、通勤、通学時に満員電車に急いで乗ったとします。手には雨水が残った傘を持っています。当然ながら、服が濡れてしまいます。たとえ自分が気をつけていても、電車の中は傘だらけです。また、雨は上から降ってきますが、足下の水溜りにも気をつけなければいけません。

早く梅雨が明けないかと思っている時に、「いやぁ~良い天気が続きますねぇ~」なんて言えば、大概の人になにを言ってるのか?と思われるでしょう。しかし、雨も見方を変えれば、大変有難い恵みです。きっと雨が全く降らない日が続けば、今度は雨が降ってほしいと思うはずです。人間は本質を見ず、目先のことしか見ようとしません。そんな日々を続けていると、こころは疲れていく一方です。こころを心地よいリズムにするには、やはり日々の行い、そして、こころの糧というものが必要です。

今、境内では蓮がいよいよ花開こうとしています。また、蓮の葉に浮かぶ雨のしずくも宝石のように綺麗です。

そこで、この梅雨の期間、蓮に浮かぶ雨のしずくを使い、墨で擦り、写経していただこうと思います。少し時間がかかりますが、雨のしずくをいただくひととき、墨を擦るひととき、そして、写経するひととき、どれも自分にとって大切なひとときになることでしょう。

◎午前9時~午後3時/納経料1,500円

雨の日、雨が降った次の日には、写真のように蓮の葉に雨のしずくがたまります。それを写経受付、お参りの後に小皿をお渡ししますので、ご自身でもらいにいきます。阿弥陀堂に移動していただき、墨を擦り、写経となります。

※但し、雨のしずくがない場合、普段通りの写経となりますのでご了承ください。

雨の日、もしくは、雨が降った次の日午前中が最善かと思われます。

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◎写経が終わりましたら、最後に納経の証しとしてご朱印をお渡し致します。

普段のお不動さまのご朱印に特別に蓮が描かれています。

このご朱印を見るたびに、ここでのひとときを想い出してください。こころはいつも心地よいリズムで・・

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もうすぐ蕾から花開きそうです。楽しみですね。