◎9/28(月)~ 実を結ぶお不動さんのご縁日 ~

 『 正五九月(しょうごくがつ) 

             ~ 実を結ぶお不動さんのご縁日 ~ 』

◎9月28日 午前10時~/午後2時~(各々、護摩法要30~40分、その後座ったままで簡単にヨガ体験。手作りのお供養もあり)

※毎月のご縁日には、護摩法要の後に住職から法話がありますが、今回はいつもお世話になっているヨガインストラクターshukoさんに座ったままでできるヨガをしていただきます。段々と秋らしい季節になってきましたが、この頃が一番夏の疲れが出てくるといわれています。身体をゆったりとリラックスしながら、夏の疲れを取りましょう。そして、自分の身体に感謝をし大切に・・。

「正五九月」をご存知でしょうか…。

辞書では、旧暦の正月と五月と九月との称。忌むべき月として結婚などを禁じ、災厄をはらうために神仏に参詣したと記されています。

私(住職)が東京のお寺でお世話になっておりました大学生の頃、そのお寺もお不動さまをご本尊として、毎月二十八日のご縁日にはたくさんの参詣者が見えておりました。特にこの「正五九月」は普段よりもたくさんの参詣者が見え、併せて祈願札もたくさんの申し込みがありました。ご縁日でも、それだけとても大切な月として認識されていたということです。

「正五九月」とは辞書とは他に、この三つの月には自己の生活を慎まなければならないという意味があります。正月から数えて五月まで、五月から数えて九月まで、九月から数えて正月まで、それぞれ三か月毎になっています。この三か月間はできるだけ悪いことはせず善いことして生活するようにといわれています。そして、「正五九月」を迎えるとそれまでの善悪が特に神仏の鏡に照らし出されるため、それをはらってもらうために参詣したといわれています。

また、正月は物事が生じ始めるときであり、五月は最も盛んに興っているときで、九月はそれらの命が実を結ぶときであることから、特にこの月には盛大にまつりごとや、祈願が行われるのです。

ぜひとも、このご縁にお参りくださいますようにご案内申し上げます。

 

◎お不動さまのご縁日朱印(※毎月28日のみ授与。朱印・護摩木1本にて500円)

普段は白紙の奉書にてお渡ししておりますが、毎月28日のお不動さまのご縁日には、背中に背負われる火炎(仏の智恵)をまとった赤紙の奉書にてお渡ししております。お不動さまのご縁日にお参りしたという功徳の証しとして受け、そして願いを託した護摩木を奉納ください。

Exif_JPEG_PICTURE