日本今様謌舞楽会 創立７０周年記念 ～１５ヶ日連続今様合～
◎第１５日目 １０月１４日（日）午後３時／阿弥陀堂・後白河法皇ご宝前にて
受付／本堂寺務所 参拝料１，０００円（カラーパンフレット付き） ※毎年１０月第２日曜日開催
平安後期の１１７４（承安４）年９月１日から毎夜１５日間。東山七条付近にあったといわれる、時の権力者後白河法皇の法住寺南殿で貴族たちを集めて、歴史を飾る一大イベント「今様歌合せ」が催された。この「今様」とは、当世風、今風といった当時平安時代に流行ったという意味である。
８００余年の歳月を経て、１９８６年「今様合」は、法皇ゆかりの御所南殿跡といわれる現在の法住寺でよみがえる。平安の雅の世界を復活させた「日本今様歌舞楽会」（会長・石原さつき）が主体となって、毎秋（１０月第２日曜日）、華麗な衣装を身につけ、再現されている。今年は再興されて創立７０周年を迎え、その大きな節目を記念して京都の社寺など９月３０日から１５ヶ日連続で開催される。
・１０月１３日（土）１４日（日）午前９時～午後４時／参拝料１，０００円
～ 後白河法皇・御陵御前立御木像 特別御開開 ～
法住寺では「今様合」に併せ、後白河法皇・御陵御前立御木像を特別に御開扉しておりますが、今年に限り、前日１３日（土）を含めた２日間と致します。１３日は「今様合」はございませんが、境内では今様が流れております。しばしの間、耳を傾けていただき、平安時代の優美なひとときを感じていただければ幸いです・・。
・今様合の記念ご朱印の御案内
１０月１３日（土）１４日（日）午前９時～午後４時
３枚組／２，０００円（参拝料５００円込み、護摩木はございません）
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※後白河法皇像の特別御開扉のため、参拝料１，０００円とさせていただいておりますが、今様合の記念ご朱印をお求めの場合は参拝料５００円となっております。また、各日１００枚の受付とさせていただきます。なくなり次第受付終了となりますので、何卒ご理解いただきますように宜しくお願い致します。
～梁塵秘抄 巻第２／法華経２８品歌 序品 ５首より～
空より華降り地は動き 仏の光は夜を照らし
弥勒文珠（みろくもんじゅ）は問ひ答へ 法華を説くとぞかねて知る
空から美しい天の花が雨のように降り、大地は六種に振動し、釈尊の眉間から出た光明は広い世界を照らし出し、多くの奇瑞が起きた。そこで弥勒菩薩と文珠菩薩は問答をかわして、過去久遠世に日月灯明如来（にちがつとうみょうにょらい）が説かれた時と同じように、これから始まる釈迦の『法華経』の説法を予知したのであった。
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※ご朱印には前半２句を書き、白拍子の判を押印しました。白拍子の見本は法住寺オリジナルご朱印帖から・・
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～梁塵秘抄 巻第２／法華経２８品歌 序品 ５首より～
法華経弘めし始めには 無数（むす）の衆生その中に
本瑞空に雲晴れて 曼荼羅曼殊の華ぞ降る
『法華経』を人々にひろめられた初めの日には、数限りない衆生が座に列しており、その中に、昔、日月灯明如来が放たれたと同じ白毫光の瑞相が現れ、空に雲も晴れ、曼荼羅華や曼殊沙華の花が降り注ぐのである。
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※ご朱印には後半２句を書き、白拍子の判を押印しました。白拍子の見本は今様タオルから・・
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～日本今様謌舞楽会 創立７０周年記念 ご朱印～
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※銀墨の混じった白色の文字、朱色の紙・・今様、白拍子をイメージしました。文字は真ん中に「今様」、右上に「日本今様謌舞楽会」「創立７０周年」、左下に「１５ケ日連続今様合」と書いてあります。薄っすらと見える押印は白拍子です。
◎１５ヶ日連続今様合 日程
第 １日 ９月３０日（日）午前１１時開演 上賀茂神社
第 ２日 １０月 １日（月）午前１１時開演 六波羅蜜寺
第 ３日 １０月 ２日（火）午前１１時開演 拾翆亭（京都御所内）
第 ４日 １０月 ３日（水）午前１１時開演 同
第 ５日 １０月 ４日（木）午前１１時開演 寂光院
第 ６日 １０月 ５日（金）午前１１時開演 下鴨神社
第 ７日 １０月 ６日（土）午前１１時開演 城南宮
第 ８日 １０月 ７日（日）午前１１時開演 長講堂
第 ９日 １０月 ８日（月）午後 １時開演 若一神社
第１０日 １０月 ９日（火）午前１１時開演 拾翆亭
第１１日 １０月１０日（水）午前１１時開演 東寺 観智院
第１２日 １０月１１日（木）午前１１時開演 車折神社
第１３日 １０月１２日（金）午前１１時開演 八坂神社
第１４日 １０月１３日（土） 夕刻より 法住寺（会員限定）
第１５日 １０月１４日（日 午後 ３時開演 同
※公演自体は無料となっておりますが、拝観料が必要となる社寺もございます。また、歌人として参加することもできます。詳しくは日本今様謌舞楽会までご連絡ください。 ⇒０７５－８７１－３２０５