◎令和7年度「蓮写経」受付終了のご案内
令和7年7月2日(水)をもって、「蓮写経」の受付を終了致します。
本年はほぼ例年通りの梅雨入りとなり、雨の恵みを今か今かと待ち望んでおりましたが、、
ふたを開けてみれば、統計史上最も早い6月中の梅雨明けとなりました。ただ、気象庁の表現はどこか曖昧で、その真実を受け止められず、京都人によくある祇園祭(前祭)を目安に梅雨明けの予測を7月16日までとし、「蓮写経」の延長を試みました。
しかし待てども雨は降らず、日に日に高気圧は張り出し、気温もどんどん上昇してまいります。結果、さまざまな場所でゲリラ豪雨が発生し、もはや梅雨空の戻りを待つに至らない状況、、むしろ、安定した日々を願うばかりです。やはり、梅雨明け宣言は正しかったのでしょう。
特に今年は米騒動などもあり、余計に雨の恵みを望んでいただけに、今後の不安が増すところです。
「今」という現実にしっかりと向き合うのであれば、その「今」を「明らかにする」ことが大事なことと思われます。
本年で9年目を迎えた「蓮写経」でしたが、年々開催の難しさにも直面しております。それだけ地球の気候が年々日々変化しているということです。
失われつつある日本の四季を振り返り、それぞれに与えられる恵みを今一度思い起こし、私たちひとりひとりができる勤めに励まれることを切に願うばかりです。
「蓮写経」を楽しみにしてくださっていた皆さまには大変申し訳ございません。何卒ご理解賜りますように宜しくお願い申し上げます。合掌