今日は啓蟄(けいちつ)ですね。
啓蟄とは、長い間土の中で冬ごもりをしていたいろいろな虫が、穴を啓(ひら)いて地上へはい出してくるという意味ですが、人間も同じようです。寒い冬から暖かい春になると気持ちもウキウキと、ちょっと外出でもしよかと。京都東山へお越しの際には、ぜひ法住寺へお参りくださいませ。
今、ちょうど鴬宿梅が見頃となっております。来週になれば、枝垂れ梅も見頃を迎えるでしょう。お待ちしております。
※境内から撮影していただいて結構ですが、結界(けっかい/竹の柵)より中へは立ち入らないでください。
梅が綺麗に映えるのも、すべてが整っているからです。足もともよくみましょう。
※本堂廊下より撮影。また、境内とは少し風景も変わって、綺麗ですね。
※あと少しでしょうか・・。枝垂れ梅も楽しみですね。
※本堂内、夕方撮影。
この時季ですと、午後3時頃から壁に埋め込まれた無数のクリスタルから西日が綺麗に入ってきます。
最初は小指の爪くらいの大きさでしょうか・・時間が少しずつ経つにつれ直径10センチほどの大きさになり、畳から天井へといろいろな方向へ。
自然の光、仏さまの光の中で、こころ静かにお参りしませんか?