~ 第34回 今様合(いまようあわせ) ~

◎10月13日(日)午後3時/阿弥陀堂・後白河法皇ご宝前にて

受付/本堂内寺務所 参拝料1,000円(カラーパンフレット付き) ※毎年10月第2日曜日開催

平安後期の1174(承安4)年9月1日から毎夜15日間。東山七条付近にあったといわれる、時の権力者後白河法皇の法住寺南殿で貴族たちを集めて、歴史を飾る一大イベント「今様歌合せ」が催された。この「今様」とは、当世風、今風といった当時平安時代に流行ったという意味である。
800余年の歳月を経て、1986年「今様合」は、法皇ゆかりの御所南殿跡といわれる現在の法住寺でよみがえる。平安の雅の世界を復活させた「日本今様歌舞楽会」(会長・石原さつき)が主体となって、毎秋(10月第2日曜日)、華麗な衣装を身につけ、再現されている。

 

~ 後白河法皇・御陵御前立御木像 特別御開扉 ~

10月12日(土) ~ 14日(月・祝) 受付時間/午前9時~午後4時(午後4時半閉門)

「今様合」に併せ、上記の日程にて後白河法皇・御陵御前立御木像を特別御開扉しております。境内においては先代住職の歌声で今様が流れております。しばしの間、耳を傾けていただき、平安時代の優美なひとときを感じていただければ幸いです・・。

※12日・14日は参拝料500円(パンフレット付き)となっております。尚、「今様合」はございませんので、ご注意ください。

 

10月13日 「今様合「」記念ご朱印のご案内

2枚組/2,000円(参拝料1,000円込み、護摩木はございません)

※なくなり次第受付終了となりますので、何卒ご理解いただきますように宜しくお願い致します。尚、午前中にご参拝いただき、再度ご参拝いただくことも可能です。その際は、パンフレット(カラー版)に法住寺の印を押しますので、寺務所までお申し出ください。

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① 令和元年 ~ 今様合 ~

※まだ少し早い紅葉を背に白拍子が優美に舞う…

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②~梁塵秘抄 巻第2/法華経28品歌 不軽品(ふぎょうぼん)4首より~

 仏性真如は月清し 煩悩雲とぞ隔てたる
        仏性遥かにただ見てぞ 礼拝久しく行ひし

人々が本来もっている心は、仏法の真理でもあって、月の清らかさにたぐえられよう。しかし雲が月をおおうように、もろもろの妄念が心を濁らしている。不軽菩薩は、本然の心を遠くからひたすら見ながら長く礼拝を続けたのである。

※ご朱印には十三夜のお月さまを背に白拍子が優美に舞い、梁塵秘抄「不軽品」の前半2句が書かれています。

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◎10月12日・14日 記念ご朱印のご案内

「今様合」記念ご朱印2枚組+「御即位礼正殿の儀」記念ご朱印(見開きの直書き)

            /2,000円(参拝料500円込み、護摩木はございません)

※10月12・14日は「今様合」に併せ、前祭と後祭と称し、後白河法皇・御陵御前立御木像を特別御開扉致します。この2日間は「今様合」がございませんが、10月22日「令和天皇 御即位礼正殿の儀」が行われることもあり、その意味も含めた特別御開扉となっております。記念ご朱印ご希望の方は寺務所にてお申し出ください。尚、13日は「御即位礼正殿の儀」記念ご朱印(見開きの直書き)はございませんので、ご注意ください。

※「今様合」記念ご朱印2枚組は、なくなり次第受付終了となりますので、何卒ご理解いただきますように宜しくお願い致します。

 

・「今様合」記念ご朱印2枚組

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・「御即位礼正殿の儀」記念ご朱印(見開きの直書き)

~梁塵秘抄 巻第1/長歌10首より 「祝(いわい)」~

 そよ 君が代は千代に一度(ひとたび)ゐる塵の
            白雲(しらくも)かかる山となるまで 

わが君の御長寿は、これをたとえていえば、千年に一度地にとまる微小の塵が、積り積もって、白雲のかかる高い山となるまでの、そのような限りない間のことであろう。

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平安時代の雅な世界にタイムスリップしてみませんか?

皆さまのお越しをこころよりお待ちしております。