~正五九月(しょうごくがつ)~ 実を結ぶお不動さんのご縁日

~正五九月(しょうごくがつ)~ 実を結ぶお不動さんのご縁日

◎9月28日(木)午前10時/午後2時 

 

今月は「正五九月」の最後の月(九月)です。

「正五九月」は1月・5月・9月のことをいい、ご縁日の中でも特に大切な月を示します。平日となりますが、ぜひお参りくださいますようにお願い申し上げます。

午前10時、午後2時とそれぞれ護摩のお勤めがございます。護摩の後には住職より法話があり、阿弥陀堂にてお供養が振る舞われます。

お供養はお不動さまのおさがりです。毎月、その季節に応じたお供養が振る舞われますので、どうぞごゆっくりお過ごしください。尚、宗教、宗派問いませんので、どなたもお参りください。

※お供養について‥

お供養はお不動さまのおさがりです。檀信徒さまからお供えいただいた物、あるいは、護持会(お寺をお護りいただく会)の会費からお供えさせていただいた物をお供養として振る舞っております。無料で提供しているものではなく、お参りいただいた感謝の気持ち、功徳をいただく感謝の気持ち、双方あってのお供養でございます。

何卒ご理解いただきまして、ぜひお参りの際には護摩木、御供(志納金)を奉納ください。

'07・9・3 法住寺 003

※内陣での護摩の様子

参拝者の皆さまには、外陣で一緒にお勤めしていただきます。

また、ご祈祷をお申し込みになった方は、特別に同じ内陣でお勤めしていただきます。真横での護摩はなかなかの迫力です。

・普通祈祷3,500円~(詳しくは寺務所までお尋ねください)

※どのようにお参りをすればいいですか?という質問を受けます。

先ずこの質問の前に、最近よく2礼2拍手をしてお参りする方をお見かけします。2礼2拍手はご神前(神社)でのお参りであり、ご仏前(寺)では静かに手を合わせ(合掌して)、1礼をします。

さて、そのお参りですが、手を合わせる前に、お線香やおローソク、お賽銭をしましょう。そして、手を合わせる時は自分のお願いをするのではなく、先ずこうしてここでお参りすることができることに感謝しましょう。お願いはそれからでも遅くありません。

また、護摩木(1本200円)がありますので、こころを清め、願いを託しましょう。

護摩木には自分のこと、家族のこと、友人のこと、なんでも構いません。なにもなければ、今日という日に感謝しましょう。

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◎先月(8月)の法話より

夏が終わると日々の時間があっという間に過ぎていくような気が致します。年末に慌てないためにも、ここで1度振り返って自分のことをじっくり考えてみませんか?

1、 高いつもりで低いのは  教養

2、 低いつもりで高いのが  気位

3、 深いつもりであさいのは 知識

4、 あさいつもりで深いのが 欲の皮

5、 厚いつもりでうすいのは 人情

6、 うすいつもりで厚いのが 面の皮

7、 強いつもりで弱いのは  根性

8、 弱いつもりで強いのが  我

9、 有るつもりで無いのが  分別

10、少ないつもりで多いのが 無駄

◎ご縁日の赤いご朱印(毎月28日のみ)/500円(護摩木1本付)

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※夏も終わりを告げ、秋へと迎えにつれ、段々と空気が澄み始める‥夜空を見上げるとなんともお月さまが綺麗なことです。十五夜、十三夜を迎えるにあたり、今月お不動さまのご縁日・赤いご朱印には、お月さまにすすき、うさぎを描かせていただきました。先月に引き続いてのお月さまですが、同じお月さまは1つもなく、その日その日と表情を変えていきます。そんな表情を楽しむのもこれからの楽しみの1つかもしれません。

慌ただしい日々、少し立ち止まって夜空を見上げるひとときをお過ごしください。

皆さまのお参りをお待ちしております。

尚、ご朱印には枚数の限りがございますので、ご理解いただきますようによろしくお願い申し上げます。